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大正の終わり、大阪・藤崎商店社長・藤崎豊治氏は木曽操月氏(東京文化刺繍・創業者)、山添房蔵(山添商店・創業者)と共に中国を旅したおり、現地で見た刺繍技術の素晴らしさに感動し、それまでになかった刺繍針開発のヒントを得て、帰国後「藤崎式文化刺繍器」を発明。木曽氏の図案や刺繍技術の協力のもと「文化刺繍」を創案!
同時に、大正14年、新しい人造絹糸・レーヨンを素材にした刺繍用高級リリヤーン、「花王印高級文化ヤーン」の開発により、文化刺繍はその完成度を高めました。
一方、木曽氏はさらに改良をくわえ、針先を調整することなく、初心者でも楽しく簡単に使える画期的な刺繍針、「東京文化刺繍器」を考案。昭和の始め上京し、東京文化刺繍を創業。その普及に努められました。
その後、木曽泰博氏(現東京文化刺繍社長)の美術センスとアイディア、刺繍技術で、文化刺繍は完成された「美しい日本の手芸」として確立しました。
今日では、従来の日本刺繍やフランス刺繍と異なり、新感覚の日本の美しい伝統手芸、「糸で描く絵画」として、子供から大人まで、国内はもとより海外の多くのファンに親しまれています。
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