| ※ランニング刺し
文化刺繍の基本の刺し方です。針溝を進行方向に向けて刺し進みます。
一般に利用される基本となる刺し方です。
木立や水面、山の部分などに利用されます。
多くの色をおくに刺し込みながら、自然にぼかすように刺します。
図1と2の間(針足の長さ)は、輪郭を指すときは、
5ミリ〜10ミリの長さ、刺しつぶす図柄のときは、8ミリ〜15ミリの長さが適当です。
一段目と二段目は刺した針の穴が重ならぬよう、交互になるようにします。
※コード刺し
ランニング刺しでは刺しにくい、細い線を刺すときに使用します。重なるように刺し一本の線になるようにします。
一般的には、虎の爪や小鳥の口ばし、木の葉、花びら等多くに使用します。
※ぼかし刺し
一番多く利用される基本となる刺し方です。
図柄の空や水面を刺すときに利用します。
左図の柄の上と中と下を刺し、上の間へ中を加え、中の間へ上・下を差し加えてぼかします。
多色をおくに刺し込みながら、自然にぼかすように刺します。
※重ね刺し
一度刺した上より、さらに刺し重ねて刺し込みます。
ぼかし刺しとともに使用して、花びらなどのボリュームを出します。
※裏刺し
一般には毛立て刺繍をするときの刺し方です。
刺した後、刺繍した面に糊をつけ、よく乾いてから、裏面に出てる糸を毛立て器で起毛します。
また、平刺の特別技法として、雪や細かい花びら、木の実など裏刺しを利用し、その風情を表現します
※細刺し
文化ヤーンの解き方には三種類あります(二分の一の太ほどき、四分の一の普通ほどき、細ほどき)
通常は普通に解ける真ん中の太さを利用しますが、細かい部分や色彩を繊細に重ねたい時に、一番細く解けた単糸のまま刺繍することもできます。
ただし単糸に解くと糸の縮れがとれやすく刺しにくくなります。普通は使用することをおすすめしません。
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